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ブスで処女な6人の女たち ネタバレ 2話メンヘラブス

ブスで処女な6人の女たち2話の登場人物

麗子・・・人気ロックバンドB-T-REXの熱狂的ファン
ライブにもよく参加する所謂V系。
街中で厚司と偶然出会ったことで恋仲になっていくが。

藤井厚司・・・人気ロックバンドB-T-REXのボーカル
ファンクラブ会員1万人を突破した最も勢いのあるアーティスト。
好きで音楽を始めたはずが、現在は仕事になってしまい心の傷を麗子に癒してもらっている?

渡瀬百合子・・・B-T-REXのマネージャー
売り上げを増やす為に奔走する敏腕マネージャー。
その徹底的な管理はメンバーのプライベートにも踏み込んできて?

ブスで処女な6人の女たち2話のネタバレ

人気ビジュアル系ロックバンドB-T-REXの熱狂的ファンである麗子。
彼女は何度もライブに足を運び、少しでも自分に気づいてもらえるようにと、ビジュアル系ファッションを着こなし、その様はまるで自分がお姫様とでも主張しているかのようでした。

麗子が好きなのはボーカルの藤井厚司ですが、やはり競争も激しく、少しでも気づいてもらおうと必死です。
テレビでの露出も増え、ファンクラブの会員数も1万人も突破。
人気もうなぎ上りのロックバンドに近づくチャンスなんてないのかも。
そんなことを考えながらも麗子はB-T-REXの熱狂的ファンを続けています。

雨が降った梅雨の真っ最中、傘をさしながら街を歩いているとファンの女の子たちの間で藤井厚司が歩いていたと色めきだっている現場に遭遇しました。

そんなはずはないと思っていた麗子でしたが、目の前には厚司によく似たイケメンの男性が現れ、ツレのふりをしてくれと頼まれます。

ファンの集団をうまくやり過ごした二人でしたが、完全に振り切ることはできなかったので近くにある麗子の家に避難することになりました。

ちょっと買い物に出かけただけなのに追っかけられちゃってさぁ

世間話をしながら部屋に入る厚司でしたが、壁に貼られている自分のポスターを見て一瞬停止してしまいました。

実は私もあなたのファンなの
でも髪を引っ張ったり服を破ったりはしない

必死に説明すると厚司も麗子を受け入れ連絡先を交換、二人は徐々に親しい関係へと発展していくのです。

それからというもの、麗子はB-T-REXのオフ会でも心あらず。
初めてあった時から2週間程度でしたが、家の鍵を渡したのです。

2人で会うためには人目を避けなければいけないので、デートは決まって麗子の家。
狭くて小さいアパートの一室で厚司の愚痴や弱音を受け止める日々が続いていきます。

インタビューにスチール撮影などなど、好きで音楽をやっていたはずなのにいつの間にか仕事になって辛くなって

ナイーブで傷つきやすい厚司を受け止める麗子はまるで内縁の妻といったところでしょうか。
その日、麗子は男性とはじめての夜を迎えます。

一月ほど経ったある日のこと、B-T-REXに新しいマネージャーが配属されます。
名前は渡瀬百合子。
見るからにキャリアウーマンでやり手の敏腕マネージャーといったところでしょうか。

彼女は今まで以上にB-T-REXを売ると宣言!
その為にもプライベートも含めて厳重に管理していくと宣言しました。

その際に厚司は特定の彼女がいることを指摘され、週刊誌対策として別れるように告げられるのです。

それからというもの、麗子と厚司は完全にすれ違いの生活を送ることになってしまいます。
一緒についていく予定だったライブツアーにも行けず、電話をかけても本人が出ることはありません。

多数のファンの中に紛れて手紙を渡そうとしますが、マネージャーから目の前で破り捨てられてしまいます。

その間にもマネージャーは厚司に手を出すようになり、洗脳でもされてしまったかのように言いなりになっていました。

次第に自宅の電話も繋がらなくなり、本格的に困っていると、ライブ会場の外で電話番号を販売しているおっちゃんを発見。

10万円と高額でしたが、麗子はやっと厚司と話すことができました。
電話口の厚司は衰弱していて今にも消え入りそうな声。
会社にもマネージャーの女にもいいように使い倒され人生に絶望しています。

それを聞いた麗子はナイフを手に取り、並み居る警備員を押しのけ厚司の元へと走っていくのです。

事件後、麗子は想像妊娠のバージンということで精神鑑定に送られることとなったのです。

 

⇨「ブスで処女な6人の女たち」を読む

 

ブスで処女な6人の女たち2話の見所と感想

大好きなロックバンドのボーカルと偶然街中で出会い、恋に落ちた。
次第に心惹かれるようになり、お互いを大切な存在だと確認しあった。

でもそれは熱狂的ファンの妄想でしかなく、パラノイアという一種の精神状態に陥ってしまっていた為だった。

ファンがアーティストと出会い、恋するまでの流れは本当に素晴らしく、途中までは

あれ?結構いい話じゃん!

と思いながら読み進めていました。
しかも楽しんで。

ですが、最後のオチを見た瞬間は思わずウッとフリーズ。

榎本先生の手のひらの上で転がされていたんですね。
繊細で見事なストーリー展開にやられたなぁ。

 

⇨「ブスで処女な6人の女たち」を読む